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台湾SABC ニュース 1月5日

経済建設委員会、金門・馬祖の免税区構想を

昨年12月に台湾海峡両岸間の直接通航、通商、通信のいわゆる「三通」が実質的に実現したことで、これまで中国大陸との直接通航の窓口として経済的に潤っていた離島の金門と馬祖が影響を受けることが懸念されている。このため、行政院経済建設委員会では「金門および馬祖地区の中長期経済発展戦略」の検討に着手、観光や教育、医療、地元の特色ある産業など、高い付加価値を持つ知識型のサービス業の発展を通して、これらの地域の繁栄を実現しようとしている。注目されるのは香港の免税モデル導入。これは金門と馬祖を免税の島として、世界の高級ブランドの商品などを販売、中国大陸や外国の観光客を引き付けようというもの。経済建設委員会では、金門や馬祖がかつて戦場だったことによる古跡などの要素、また、独特の閔南文化に対しては中国大陸の観光客以外、興味を持たない恐れがあるとした上で、観光とショッピングは切り離せず、免税の島として旅行客に具体的な利益を提供できれば、中国大陸からの観光客はおろか外国の観光客をも引き付けることができると見ている。経済建設委員会ではしかし、台湾本島の人が金門や馬祖でこれらの免税ブランド品を購入し、台湾本島に持ち帰って販売して不当な利益を得るなど、問題が起きる可能性があるとして、現時点では構想段階に過ぎないことを認めている。

小三通ルート、今年は利用者120万人突破か

台湾海峡で中国大陸に極めて近い位置にある離島、金門・馬祖と中国大陸福建省との間の船舶による直接通航である「小三通」ルートで、金門と中国大陸のアモイおよび泉州との間のルートを利用する人が今年は延べ120万人を超えると期待される。昨年このルートを利用した人は延べ97万4486人で、2007年の延べ72万5356人から大きく増加、このルート開設以来8年で最も多くなった。金門とアモイのルートを利用した人は延べ91万409人、金門と泉州のルートを利用した人は延べ6万4077人だった。金門港務処では利用者が大きく増加した原因として、昨年6月19日より台湾本島に住む人を含め、中華民国のパスポートを持っている人なら誰でもこのルートを利用できるようになったことが大きいと指摘。また、10月には中国大陸の人が金門にやってきてからビザを取得する、いわゆる着地ビザが取得可能になったことも中国大陸からの人を増やす原因になった。昨年12月には、台湾と中国大陸の間の平日チャーター便航空機の運航が開始され、小三通には不利に働くのではと懸念する声に対し、金門港務処では、小三通は時間と費用を節約でき、便数が多いなど選択性も高いとその優位性をアピール、今では毎日、中国大陸からの観光団もやってくるとして、今年は年間で延べ120万人突破が期待できると楽観視した。

馬英九・総統、企業のオレンジ買い入れを呼びかけ

馬英九・総統は2日、台湾中部の雲林県古坑郷の農村を視 察、企業が台湾産のオレンジを多く買い入れるよう呼びかけ た。馬・総統自身もポケットマネーで台湾元8万元分のオレン ジを購入、雲林県の社会的弱者と慈善福祉団体に寄付。 雲林県の古坑郷は台湾のオレンジ全体の四分の一を占める 最大の産地。しかし、オレンジは毎年、台南、嘉義と南から出 荷が始まり、この時期に古坑郷のオレンジが収穫されて大量 に出回ることで相場が一気に崩れることが農家の不安を呼んでいる。このため、仮に企業を通して、最盛期を迎える前に買い手が確定できれば、農家の販売でのプレッシャーが大きく軽減され、オレンジの生産も安定するといわれている。行政院農業委員会ではさきごろ企業と提携、インターネットや農協に相当する農会を通じて、企業の注文を募っている。これにより、古坑郷ではすでに100単位以上、オレンジの果樹園10ヘクタール以上のオレンジがすでに企業によって買い付けられている。馬・総統は、「みんなでオレンジを食べよう。雲林県のオレンジはおいしいよ。農業委員会では企業が買い付ける政策を推進している。一つの単位は0.1ヘクタール。台湾元8万元でオレンジ4000キロだ。企業が買い上げて社員に配ったり、慈善事業に寄付したりすればいい」と述べ、より多くの企業がオレンジを買い付けるよう呼びかけた。

ロスでのパレード、中華航空の山車がグランプリ

アメリカのロサンゼルスで1日に行われたローズパレードで、チャイナエアライン(中華航空)が出品した山車が外国部門でのグランプリを受賞。この山車は「タイワン・ランタンフェスティバル」と銘 打たれ、伝説上の動物・火の鳥が復活する様子を中心に、台湾の伝統風俗を紹介した。特に火の鳥の翼の両脇では台湾の伝統的な縁日で使用される灯篭・ランタンが取り入れられ、新年の祝福と輝かしい未来を象徴した。火の鳥の台座部分は赤、黄色、オレンジ、ピンクなどのバラの花が敷き詰められた。尾の部分は胡蝶蘭などで飾り付けられ、一気に空高く舞い上がるダイナミックな姿を表現。ロサンゼルス華僑ダンス協会からは四人のダンサーが、唐の時代をイメージしたデザインの衣装で参加、火の鳥の両脇で優雅に踊って沿道の見物客を魅了した。主催者のパサデナ・トーナメント・オブ・ローズ・アソシエーションでは外国から参加した山車について採点、外国部門のグランプリ、インターナショナル・トロフィーに、「タイワン・ランタンフェスティバル」を選出した。チャイナエアラインでは1987年よりこのパレードに参加、これまで23年で18回受賞、グランプリも13度目の受賞だという。

アンケート:8割が「“台湾人”であることに誇りを」

台湾の大手経済雑誌である『天下雑誌』が行った最新のアンケート調査の結果が明らかに。それによると、「“台湾人”であることは光栄なことだと思うか」という設問に対して、回答者のうち79.5%が「思う」と回答。「思わない」と答えたのは11.9%だった。台湾では常に、自分は「中国人」か「台湾人」かというアイデンティティー上の議論がある。「台湾で最も誇れる価値観は何か」との設問に対しては、28%近くが「自由と民主」と答えて最多。次いでは14%の「自然環境」だった。台湾と中国大陸との関係について、「台湾が出来る限り早く独立する、もしくは長期的な目標は独立だ」とした人は23.5%で、「出来る限り早く、もしくは一定の条件の下での中国大陸との統一を望む」とした人は6.5%だった。現状維持を望む人が最も多く、57.8%だった。「台湾海峡両岸間の直接通航、通商、通信のいわゆる三通実現後、政府が次に注意すべきことは何か」との設問に対しては、25%が経済的な繁栄、19%が国家の主権と答え、両岸の交流が拡大されるにあたり、国民は中華民国台湾の主権が影響を受けないかどうかに関心を寄せていることがわかった。馬英九・総統就任後、両岸関係が急速に改善され、全面的な開放が進んでいることが台湾にとって有利かどうかについて、回答者の見方は真っ二つに。馬英九・政権の両岸政策は正しいとした人は38.2%、正しくないとした人は35.1%だった。また、馬英九・総統の国家運営に対して不満と答えた人の割合が55.3%に達しており、満足とした割合を22ポイント上回った。現在の台湾の経済状態については75.7%が不満と回答、馬英九・政権ではさまざまな経済振興策を打ち出しているが、57.5%の回答者が「頼りない」とし、「これらの経済振興策は頼りになる」と答えた人の割合を29ポイント上回った。

米ワシントンで華僑同胞が盛大な国旗掲揚式典

ワシントンの華僑同胞が国旗掲揚式典を盛大に執り行った。今年の国旗掲揚式典 は、ワシントンの栄光聯誼会、黄埔同学会、ワシ ントン台湾同郷聯誼会の三つの華僑団体が共 主催、中華民国のアメリカ駐在代表処の職員らをはじめ、現地に住む多くの華僑同胞が参加した。現地時間の1日午前9時半に、ワシントン近郊のメリーランド州にある中学校の校庭で行われたこの式典には、気温が零下となる寒さの中、300人近い華僑同胞が集まり、中華民国98年・西暦2009年の元旦を祝った。式典では、中華民国の国旗掲揚の歌が厳かに歌われる中、中華民国とアメリカの国旗が運び込まれ、その後、両国の国歌斉唱と共に、それぞれの国旗がゆっくりと青空に向けて揚げられた。中華民国のアメリカ駐在代表処の張大同・副代表は、「海外で中華民国の国旗を目にして大変うれしい」と述べると共に、ワシントンでの国旗掲揚を実現させた華僑同胞の努力に感謝した。張・副代表はまた、今年は中華民国開国98周年、中共が中国大陸を統治するようになって60年、また、天安門事件から20年だと指摘し、「どちらの社会が自由と法治、民主と人権を実践しているのか、どちらの社会が依然として思ったままを口に出来ないのかは明らか」だと述べ、民主台湾をアピールした。天安門事件とは、1989年6月に、民主化を求めて北京の天安門広場に集まった学生たちを、中共が軍隊を動員して排除した事件。この事件では中共人民解放軍が学生たちに向けて発砲、戦車も導入され、多くの死傷者が出た。正確な犠牲者の数は明らかになっていないが、数千人ともいわれている。主催者側、華僑団体の代表らは、中華民国の国旗が永遠に青空にひるがえり、中華民国が永遠に繁栄するように祈ると共に、「国旗の掲揚は中華民国政府に対する支持と信頼を示すものだ」と述べ、台湾における経済的な繁栄と穏やかな社会の実現に期待した。なお、アメリカ駐在代表の袁健生・代表は公務でプエルトリコに出張中で、電話を通じて、華僑同胞に新年の挨拶をした。


<チャイナーコースト>

1月3日の中国報道網によると、中国の科学者らがこのほど、山東省で世界最大規模の恐竜化石群を発見したことを明らかにした。中国科学院の専門家によると、2008年3月以来、すでに7600恐竜の化石発掘に成功している。多くの化石は恐竜が絶滅に向かった白亜紀のものであり、今回の発見は、恐竜の絶滅の謎を解く手がかりになると専門家たちは期待している。恐竜の町・・・山東省の諸城市は現地の住民に「龍城」(恐竜の町)と呼ばれている。60年代以来、ここでは重要な恐竜の化石がいくつか発見され有名になった。しかし、昨年初めに炭鉱の採鉱時に発見されたこの新しい化石群の方が遥かに重要であると専門家は見ている。現地のわずか数百メートルしかない化石発掘坑内で、すでに3000近い恐竜の化石が発見されており、付近の化石坑からも千を数える化石が発掘されているという。中国科学院古脊椎動物古人類研究所の趙喜進教授は、現存の恐竜化石群としては世界最大のものと中国メディアに伝えた。最終報告はまだ正式に発表されていないが、報道によると、現在すでにティラノサウルス、アンキロサウルス、および最大のハドロサウルスが発掘されている。趙教授は、今回、比較的狭い範囲でこれほど多くの化石を発見できたことには重大な意義があるとし、これらの化石は恐竜絶滅の謎を解く手がかりになると見解している。今回の発見の詳細報告は2009年下半期後に学術誌上で発表される見込み。

http://www.taiwan-mart.com/

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